「祭り」という言葉の意味は本来何かを「祀る」事で、つまり宗教的な意味合いが専らだ。
八百万の神なんていうおおざっぱな言葉をいとも簡単に使ってしまうこの国のこと、祀る対象は多岐に渡っただろう。神話の中の人物だったかもしれないし、そもそも亡くなった人を仏と呼ぶくらいなのだから、実在の人物を祀るための行事として行われているものも多い。動物だったり物だったりしても何らおかしくは無い、そんなおおらかさが許されるのがこの国のいいところだ。

しかし―――いくら適当だからといって、根っこのところ、つまり「祀る」という部分においては、それらは共通している。大体、「祭り」の定義がそうなのだから、何かのために開くという名目が無ければそれは祭りじゃあ無い。ただのイベントだ。では―――

「ほらキョン、こっちこっち!いいとこ取らないとビデオ撮れないじゃないの!」
「はいはい………ったく、こっちはでっかい荷物運んでんだからちょっとは………」
「ん〜?今何か言った?」

言ってねえよ、と誤魔化して、追いついて荷物を降ろす。首に掛かったタオルで汗を拭いて、校舎にでかでかと掲げてある横断幕に目をやった。

「体育祭―――ってのは、何を祀ってんだろうな」





<ラッキーミー>






「祭りなんてのはただの言葉よ言葉。なんか大きなイベントならお祭りなのよ」
「そんなもんかね。まあ大した問題でもないか………っつうかさあ、」

トラックを取り囲むように設置された観覧席、そこの最前列に持参のシートを敷く。最前列というだけでなく、ここは大抵の競技のゴール地点になっていて、つまり応援をするには絶好の位置である。当然人気スポットで、だからそこに陣取るのもなかなか大変なのだが、

「いくらなんでも来るの早すぎじゃないのか?まだ他の親なんて誰も来てないぞ」

というか、生徒すらまだ登校していない。いつもなら晴奈よりも遅く家を出るのだが、今日に限っては俺たち二人が先に玄関を潜った。
体育祭―――晴奈にとっては小学校に入ってから二回目の参加、しかし俺たちにとっては初めての観覧となる一大イベントである。去年はこの時期に社内で病人が出て、どうしても会社を休むわけには行かなかったのだ。その時の俺たちの悔しがりようといったらそれはもう一口には言い表せないもので、怒り心頭となったハルヒは遂に病人の女性宅まで万能ネギを手に押しかけていった程だ。曰く、万能ネギなんだから万能なはずでしょうということだが、その理屈を聞いただけでその時の混乱具合が分かるだろう。その悔しさが今日のバネとなるのが人間というもので、まあ、なんというか、勢い余って早く着きすぎたというか、そんな感じ。

「いいじゃない、おかげでこんないい場所が取れたんだから。見なさい、この完璧なロケーション!」
「確かにな。なんせ今日は晴奈の晴れ舞台だ。そのためにハンディカムまで新調したんだから、これくらいの努力は当たり前だったな!」
「去年は来れなかったものね………ああ思い出すだけではらわたが煮えくり返りそうよ、ネギだって全然利かないし」
「ああ、実際に使ったのかよアレ………」

病気から復帰した例の社員のイスに置かれたクッションはやはりそういう意味だったんだな。今度謝っておこうと思ったが、やっぱりやめておこう。心の傷をムダに抉る事は無い。人は忘れて強くなっていくんだから。

その傷を作った張本人は、ゴキゲンな口元でハンディカムを覗き込んでいる。トラック競技の早い動きに対応するため、わざわざ陸上の大会にまで出張ってカメラ修行を積んできたその手元には、ムダじゃないのかと思えるほどの堂々としたオーラ。あっちこっちをゆらゆらしているその視線が一点で止まった。

「あ、やっと登校してきたわね。晴奈ももうすぐ来るころかしら」
「お、本当だな。保護者もそろそろ集まってくるか」

ところで登校シーンを撮ったところで価値はあるのだろうか、なんて事を頭の片隅で考えながら、プログラムに目を通した。祭りの始まりまで、あと一時間。



「なんで宣誓が晴奈じゃないのかしら。全く、この学校の先生も見る目が無いのね」
「さすがに二年生でその大役は無いだろ」
「そんな年功序列に従ってるからこの国はダメになっちゃうの!もっと実力主義を浸透させないと国は滅びるわ!」
「そんな規模のでかいことを言ってもダダっ子にしか見えんぞ………っと」

開会式も終わり、早々に生徒たちは自分たちの陣地へと移動していった。晴奈とは直接話す事ができなかったが、自分のクラスを率いて先頭を歩く勇姿は我が家のカメラマンがばっちりフレームに納めている。今は最初の競技の準備が着々と進められているところだ。準備といっても大抵の事は前日に済ませてあるようで、生徒の誘導とかゴールテープとか、その程度でしかないが。

「最初から晴奈の出番だな。五十メートル走」
「ふーん、一年生からじゃないのね。年長さんがお手本を見せてあげるって事かしら」
「ああ、なるほどな」

こいつは細かいところにまで頭が廻るな、しかし。
始まる順番こそ学年順ではないものの、走る距離は学年が上がるほどに長くなっている。一年生と二年生は五十メートル、三年四年は八十メートル、五年六年が百メートル。男女間で体力差が表れない低学年は男女混合だが、それ以上は男女別。時勢に合わせながらも独自に考えられた構成で、それなりにフレキシブルな校風が見て取れる―――なんて、こんな風に考えてしまうのはハルヒの影響なのだろうが。まあ、

「………ん、どうしたの?」
「いや、なんでもないッス」

こいつのように、男女の体力差なんてモノともしないヤツもいるが。スパイクを履いて本気で走ったら十一秒台で走りかねない。で、そんなこいつの血を色濃く受け継いだ子供が、あの子供の中にいるんだよなあ。男子児童はショックを受けないといいのだが。

「あ、忘れてた。はいコレ、ちゃんと持ってるのよ」
「なんだよコレ………なんか書いてある」

渡されたのは、横一メートル縦五十センチ程の真っ赤な布だった。そこに書いてあるのは「晴奈」という威風堂々とした金色の二文字で、両端には棒のようなものが取り付けられている。

「応援用のミニ横断幕よ、今日のために夜なべして作ったの。あたしは撮影で両手がふさがってるんだから、その分あんたが応援しなさい」
「いや、これ絶対に周りの人の迷惑になるから。視界塞ぐだろ」
「大丈夫よ。ちゃんと考えてあるから」

言って両端の棒を引っ張る。それは懐かしのラジオ受信用のアンテナのように伸びて、伸びて、伸びて―――

「って長げえ―――!どんだけ伸びるんだそれ!」
「ウチの関連会社が試作した超薄合金よ。この形に加工するまでにかなりの時間と投資を要したものよ」
「ムダにすごいな………いや、確かにこれなら邪魔にはならんかもしれんが、さすがに周りの目が」

こんな仰々しいものをわざわざ用意してきたと知られれば、親馬鹿の誹りは免れないだろう。いや、それは自覚していることなんだが、周囲からそんな目で見られるのに耐えられるほどに俺は年を取ってはいないし………

「ふーん、あんたの晴奈に対する愛情ってのはその程度だったのね」
「………………………」
「いいわよ、じゃああんたがカメラでも。あたしはあの子のためならどんな風に思われたって構わないもの」
「………………………」
「きっと晴奈も悲しむでしょうね。大丈夫よ、それでもあの子はキョンの事を嫌いになったりはしないから」
「………………………!俺が悪かった!すまないハルヒ、周りを気にして大切な事を忘れるところだった。俺にはお前たちだけがいれば良かったんだ―――!」
「キョン―――!」
「ハルヒ―――!」

愛の素晴らしさを痛感し、二人で抱き合う。案の定回りから視線が集まるが、そんな事は気にならなかった。今はこの腕の中にある暖かさだけが大事だった。抱き合っていると次第に周りも見えなくなり、音も聞こえなくなっていく。二人だけの世界がそこにはあった。何者からの干渉も受けない、独立した世界。あの頃のハルヒですら完成できなかったその空間が、今この瞬間には存在している。ああ、なんて素晴らしいんだ―――。

―――そして、そんな事をしている間に晴奈の出番は終わっており、悪いことにその光景は晴奈側からも丸見えであり、一等賞の旗で昼食の間延々と叩きまわされることになるのを、その時の俺は知る由も無かった。



「だから許してくれよ晴奈………わざとってわけじゃないんだからさあ………」
「ワザとじゃないのが余計に悪いんじゃない!」
「いや、おっしゃるとおりで返す言葉も無いんだが、すまん」
「本当に恥ずかしかったんだから!知らない振りしようと思ってたけど、横断幕に名前書いてあってバレちゃうし!」

隣を歩く晴奈は、幾度にも渡る謝罪を一ミリも受け付けずにずっと頬を膨らませている。その姿はやはり年相応に可愛らしいもので、なぜか晴奈に怒られなかったハルヒはそのレアショットを記録しておこうと望遠でハァハァしているのだが、俺には晴奈に目を合わせてもらえないショックのほうが大きかった。ここは一つ、次の競技でいいところを見せて見直してもらおう。というわけで、俺と晴奈は揃って入場ゲートにやってきた。

次の種目は保護者参加の二人三脚競争。各組がクラス毎に代表者を決め、リレー形式で順位を競うというものだ。保護者参加という特性上、得点配分では重要性はそこまで大きくない。出られない子供もいるし、足の速さで代表者を決めるわけでもないからだ。しかし―――そんな事は関係ない。俺にとっては、信頼を取り戻せるかというその一点だけが重要なのだから。

「それでは、各組で走る順番を決めてください」

生徒と保護者を先導していた教師がメガホン越しに告げた。どうやらこの競技、学年順に走ると決まっているわけではないようだ。晴奈の所属しているのは赤組。一年生から六年生まで各六組、親を合わせて十二人。午前中に行われた徒競走と同じように五十、八十、百メートルと走る距離が分かれているが、この競技は学年で走る距離を決めるわけではない。誰がどの距離を走ってもいい、ということだ。当然、各距離二組づつが走らなければならないが。

(―――ということは、単純に早い人間が長い距離を走ったほうが有利って事だな)

となれば、迷うことは無い。同じ赤組のメンバーが学年で走順を決めようとしている中、俺はアンカーに立候補した。



陸上競技とは、基本的には個人競技だ。だから、勝負の時に実力差がはっきりとしていれば、それを覆すのはかなり難しい。しかし、そんな中で団体競技と呼べるものがある―――それがリレーだ。日本人は瞬発力を要する競技ではあまり力を発揮できない。世界規模での競技会では入賞するのが難しいほどだ。しかし、ことリレーに関してはメダルを狙うことすら出来る。それは、コンビネーションによって早さが決まるから。バトンの受け渡しで手間取ってしまえば、自慢の足で稼いだリードがパーになってしまうし、次の選手が加速しきれないままスタートすることになる。逆に、それさえうまくやってしまえば、相手に対してかなり優位に立てるという事でもある。

「つまり、リレーにおいての走順ってのはかなり重要なんだ」
「でもこれって二人三脚リレーでしょ?バトンなんてそうそううまく受け渡しできないわ」
「ぐ………ま、まあそうなんだが」

しかし、それでも走る順番はかなり重要だ。なぜかというと、二人三脚はかなり加速が遅い。だから、走る距離が短いと加速しきれないまま走りを終えてしまう事になるのだ。百メートル走ですら、その距離のかなりの部分は加速に使う事になる。だからこそ俺はアンカーに手を挙げたのだ。

「あたしまだ二年生なのに、アンカーなんて走っていいのかしら」
「いいんだよ。みんな納得してただろ?お前が一番早いってのは、さっきの徒競走で分かってるんだ」
「パパは見てくれてなかったけどね」
「だからそれはすまんかったと何度も―――」

と、親子喧嘩―――というより一方的な説教を受けている間に、ピストルの音が鳴った。同時に走者がスタートする。最初のあたりはあまり差が付かず混戦になっているが、まあ予想通りである。俺としては最後に華麗に逆転するくらいのほうが晴奈にいいところを見せられるので、混戦も悪くない。一組目から二組目へとバトンが次々に渡る。

「そういえば、古泉先生が言ってたんだけど」
「ん?あいつがどうかしたのか」
「パパが出場するなら、団員として個人的に応援します、だって。ほら」

言って指差した先には、校舎からブラ下がる垂れ幕。二階分くらいの長さのそれには、”Fight!Kyon-kun”とでかでかと書かれていた。

「あいつは九十年代の少女漫画か………しかも英文縦書き。つうか、あいつもハルヒに大分似てきてるよなあ」
「パパほどじゃないと思うけどね。あ、もう次、私たちが走る番よ」

見れば、丁度俺たちの前の組の二人がバトンを受け取って走り出すところだった。順位は前から三番目。

「要するにブービーよね、このままだったら」
「赤白青黄しか無いからな。こりゃ気合を入れていかないと。紐はちゃんと縛れてるか?」
「うん、大丈夫。漁師さんの使う結び方で縛ってあるから何があっても解けないわ」
「それ、一回結んだら二度と解けない結び方って有名なやつだよな………」

まあ、万全を期すならそれでもいいか。いざとなれば切ってしまえばいいし、何よりも、終わった後のことは終わってから考えればいい。

「キョン―――!」
「お、ハルヒ!なんだ、こんな近くまで来たのか」
「だって、あそこからじゃちゃんと応援できないんだもの。このリレーのゴール、反対側だしね」
「ハンパな距離だからなあ。見とけよハルヒ、さっきの失態をこれでリカバーしてやるぜ」
「はいはい、頑張んなさい。晴奈、あんたも頑張るのよ。あたしの娘に敗北は許されないんだから!」
「うん、ママ!」

どこの武侠かと思うような会話をしていると、前のランナーが近づいてきた。順位は変わらず三番目。一位との距離は十メートルくらいで、普通なら逆転は不可能だ。しかしこれは二人三脚、二人の息を合わせれば不可能な距離ではない―――!

「いくぞ晴奈、準備はいいか!」
「そっちこそ、パパ!」

お互い声を掛け合って―――ああ、やっと目を合わせてくれた。これで俺は大丈夫だ。
普通ならバトンを受け取ってから走り出すのがこのリレーだろう。しかし、俺たちは勝たなければならない。少しでも早くスタートしなければならない。よって、バトンを受け取るその瞬間には十分な加速を持って走ることが出来るようにするため、普通のリレーのように、バトンを貰う前に走り出す。互いにタイミングを合わせて足を出す。俺たち二人には掛け声すら必要無い、ただ相手の動きを感じていさえすればいい。徐々に加速していく二人の足音。それに近づいてくる後ろの走者。その速さが等しくなったその瞬間が、勝負の時だ。リーチの長い俺が後ろに手を伸ばし―――もちろん後ろを確認することはしない―――そして、無事にバトンを受け取る。………成功ッ!

「よし、後は全力で行くぞっ」
「言われなくてもそのつもりよっ!」

歩幅の違いは、お互いが自然にストライドを変える事で解決する。多少狭苦しい走り方になるが、それはこの競技の仕様だから仕方が無い。最初のカーブに入るあたりで二位の組を捉えた。カーブを出たところで勝負しては間に合わない。一瞬のアイコンタクトで意思を確認し、強引に外から抜きに掛かる。

「そこよそこ!抜いちゃいなさーい!」

ハルヒの応援が聞こえる。多少歩幅を広くして、晴奈を引っ張るようにしてカーブを乗り切り、二位に躍り出た。

「よーし!そのまま前のも倒すのよ!」

倒さねえよ、とツッコミを入れたくなるが、こっちも半ばその勢いで走っている。相手までの距離は既にほとんど無く、このままのスピードを保てれば抜くことが出切るはずだ―――が、そこで片足が急に重くなる。ハァハァと荒い息が聞こえる。晴奈のものだ。そこで俺は、自分の間違いに気がついた。これは五十メートル走でもなければ百メートル走でもない、二人三脚なのだ。

(単純に百メートルなら晴奈も全力で走り抜けられる―――けど、二人三脚だと足への負担が大きいのか………!俺は自分より軽い人間の足の負担で済むけど、こいつは自分より大きい人間の足の分の負担が掛かってるんだ)

とはいってもさすが晴奈、最後まで走るだけの体力は残っているらしい。問題なのはスピードだ、これ以上落ちてしまうと追いつけなくなる。二人のうち一人がダメになってしまったというのなら―――それなら、もう一人が頑張るしかないじゃないか!

「ぐぅっ―――!」

肩に回していた手を脇の下まで回し、晴奈の負担を減らす。晴奈はほとんど浮いているような形だ。走りにくくて仕方ないが、それでも父親の尊厳を取り戻せるのなら安いものだった。相手の背中が近づく。ゴールテープは目の前、あと一歩で抜くことが出来るまでに近づくけれど、そこから差が縮まらない。畜生、こんなことならもう少し運動をして置けばよかった。二人のうち二人が疲れきってしまって、これじゃあ勝ち目なんて無いに等しいじゃないか。

「キョン―――!」

そう思ったとき、後ろから声が聞こえた。ああそうか、俺たちは二人じゃない、三人で走っているんだ。そう思うと、後一歩分だけの力が―――

「喰らえ―――――――――!」
「――――――!?」

湧く直前、背中にぶつかってくる何か丸いものの感触と共に、俺は前のめりに倒れこんだ。



「死ぬぞ!」
「死んでないじゃない、実際は」
「次やられたら死ぬぞ!」
「じゃあやらないわ」
「こいつは………」

結局。俺たちはゴールテープを切ることが出来た。諦めかけた時のハルヒの声援で―――となっていればとても綺麗な締めになったんだろうが、そうそううまく事は運ばない。というか、運ばせてくれないのが、ハルヒというやつなのだ。

「ギリギリで競り負けそうな時はヘッドスライディング。常識でしょ?」
「リレーの常識ではないよな、それは」
「勝負事は常に同じ覚悟で行われるべきなのよ、キョン」
「知らんがな………」

あの時背中に当たったのは、グラウンドの片隅に偶然落ちていた軟式野球のボールだった。しかもハルヒが全力で投げたのだからかなりの威力で、同じ方向に走っているとはいえ転ぶのは当然の事だった。そのおかげでゴールテープを先に切ることは出来たし、晴奈は見事に足を抜いてエスケープしていたので、倒れこんだのは俺だけだった。見事な回転によって衝撃を殺したその姿は、小学生の賞賛の的だった、らしい。

地面に座り込んで疲れた体を休める。今は閉会式の真っ最中だ。各組の点数は競りに競って、最終的にはあのリレーの点数が勝負を分けたらしい。
ハルヒは今もカメラでその様子を映していて、まさにエンディングの場面。体育祭も終わりが近い。

「祭り、ね………」

勝利の女神というには、あまりにも乱暴な気がするが。それでもまあ、俺にとっては同じようなものだし。
確かに正しく、今日はお祭りなのだった。
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